結婚式というのはゲストから祝ってもらえる幸せな時間ですが、主に注目されるのは花嫁であることが多いですよね。
ウエディングドレスや色打掛など華やかな衣裳が多く、衣裳合わせの時間も花嫁が中心となります。
しかし、花嫁ばかりではなく新郎だって主役なのですからオシャレや衣裳選びを楽しんだっていいのです。
そこで今回は新郎衣裳の選び方や衣裳の種類について紹介していきます。
この記事を読むことで、新郎でもおしゃれが楽しめること、どのように選べばいいのか理解することが出来ることでしょう。
新郎衣裳の選び方4つのポイント
基本的に新郎衣裳は、新婦の衣裳が決まってから選ぶという流れになります。
そのためだいたい式日より2,3か月前に選ぶことになるのです。
そこでまず始めに新郎衣裳の選び方のポイントについて4つ紹介していきます。
・衣裳選びの流れ
・新郎衣裳の格と種類を知っておく
・花嫁衣裳とのバランスを考える
・平均体型外の人は事前に連絡を
衣裳選びの流れ
【新郎の衣裳選びの流れ】
- 好みの形・色の衣裳を探す
- 好みの衣裳を見つけたら試着用新郎シャツを着用し、ジャケットを羽織って雰囲気を見る
- イメージが掴めたらパンツも着用し候補の衣裳の全身姿を確認
- 挙式用新郎衣裳の決定
- 挙式用が決まったら色直し用の衣裳やベストやネクタイなどの小物の組み合わせも見る
- 全て決まったら式日の1か月前、もしくは前日~1週間前までに最終フィッティング
全てを着替える必要がある花嫁衣裳とは違い、手軽に試着が出来るのが新郎衣裳のいいところ。
そのため多くの新郎は1回の衣裳合わせで本番用衣裳を決めることが出来ます。
手軽に衣裳を確認出来ることから普段着ないような色味に挑戦する人も多くいます。
普段着慣れないような白やシルバーなどの衣裳が気になる場合には、イメージが掴みやすくなるため全身コーディネ―ト姿で確認するのがおすすめです。
新郎衣裳の格と種類を知っておく
新郎衣裳にはそれぞれ違った形があり、格も違っています。
とはいえ、最近の結婚式ではゲストと共に楽しむための式が多く、自由に決めることが出来るようになってきているため、そこまで深く気にする必要はありません。
しかし、格式ある式場や伝統やしきたりを重視されるような親族や上司が多くいる場合、格を意識した衣裳を着るのがおすすめです。
そこで、それぞれの新郎衣裳の格と種類について紹介していきます。
【新郎衣裳の格と種類】
モーニングコート
格:日中帯での正礼装(~18:00までの結婚式で着ることが出来るとされる)
形:ジャケットの裾が丸くカットされているのが特徴で父親のモーニングコートと同じ形。
最近では通常のスーツジャケットのような短さのモーニングコートもある。新郎しか着ることの出来ない白やゴールドの人気が高い。
好まれる傾向:正統派ウエディングや特別感を楽しみたい人に人気
フロックコート
格:正礼装(どの時間帯の結婚式でも着ることが出来る)
形:ジャケットの裾が四角い形でしっかりとしたシルエットが特徴。
新郎のみに許された衣裳で昼夜問わず着ることが出来、新郎衣裳として最もイメージの強い形。裾のカットや長さ、色の種類が豊富で、白、グレー、ブラックなど好みの色を見つけやすい。
好まれる傾向:どのような体型の人でも似合うため最も選ばれる形
燕尾服(テイルコート)
格:夜の正礼装(18:00~のナイトウエディング)
形:ジャケットの前の裾があばらあたりの短さで四角いカットに対し、後ろの裾は長く燕の尾のような形をしている。
夜の時間帯での正礼装になるため、結婚式では新郎のみが着ることが出来る衣裳となる。
ジャケットの色は黒で、ネクタイは白。
好まれる傾向:人とは違う衣裳が着たい人、結婚式でしか着ることが出来ない衣裳が着たい人に人気
タキシード
格:準礼装(18:00~のナイトウエディングで燕尾服の代わりに着ることも可)
形:スーツのような形で黒の蝶ネクタイを合わせるのが基本。
ジャケットと同じ色のベストを合わせるが、ベストの代わりにカマーバンドという太い帯状のバンドを腰に巻くことも出来る。
最近ではスーツのような新郎衣裳を「タキシード」と呼んでいることもあるが、タキシードに似せた新郎衣裳なだけであって、本当のタキシードとは違うことが多い。
好まれる傾向:スタイリッシュに着こなしたい人、ホテルやレストランウエディングで人気。
※注意点※:
最近の結婚式で大変人気のある新郎衣裳のタキシードですが、主賓などの上司もタキシードを着ることが出来る衣裳なため、被ってしまう可能性があります。
また、格式的には準礼装に値する衣裳になるため、結婚式に参列するゲストがマナーやしきたりに厳しい人達がいる場合、あまりおすすめは出来ません。
色直しアイテム
基本的に、新郎衣裳はジャケット・ベスト・パンツ・ネクタイがセットになって用意されていますが、ベストの色やネクタイの形が好みでない場合もあります。その場合は、中に着ているベストやネクタイを変えて雰囲気を変えるのも有りです。
ベスト:新婦の色直しスタイルに合わせて色味を変える、白いベストを合わせて挙式感を出す
ネクタイ:蝶ネクタイや結びネクタイなどの形を変えるだけでも雰囲気が変わる
パンツ:ジャケットとパンツの色を違う色にすると華やかな披露宴に負けない装いが出来る
花嫁衣裳とのバランスを考える
通常、新郎衣裳は花嫁衣裳が決まらないと衣裳を決めることが出来ません。
その理由は、お互いのバランスを見ることが出来ないため。
カラードレスの色やウエディングドレスを秘密にする場合は各々好きな衣裳を選んで問題ないのですが、花嫁衣裳が決まってからの方が色味や形を決めやすくなります。
【バランスの取り方】
・新郎新婦の衣裳を同系色でまとめて統一感を出す
・カラードレスの色とは違う色でお互いを引き立てる
・ウエディングドレス×黒でお互いを引き立てる
・ウエディングドレス×白orゴールドで神聖な結婚式に
などなど、自分たちの好みのバランスで選ぶことが出来ます。
平均体型外の人は事前に連絡を
新郎衣裳でも花嫁衣裳同様サイズ展開に限りがあります。
試着時では雰囲気を見るような形になるのですが、サイズが合わなすぎるとジャケットと羽織ることも難しいことがあるのです。
そのため、新郎衣裳の平均基準となっている165~175cm以外の体型の人の場合は、試着時に事前に連絡をしておくと試着日までにサイズを用意してもらえるため色々見ることが出来るようになるでしょう。
【事前連絡をおすすめする体型】
・160cm以下の身長の人
・185cm以上の身長の人
・SSサイズやY3,A3以下のサイズ感の人
・3L以上、B体以上のサイズ感の人
・肩幅と太腿がしっかりしている人
・200cm近くある場合、サイズ展開がない衣裳屋さんもある
※当日にまでにダイエットを検討している人は、試着時に伝えておくことで予備サイズも予約してくれる場合があるので伝えておきましょう。
体型の調整は出来れば式日より1週間前までに終わらせておくのがおすすめです。
新郎衣裳の4体型別おすすめ衣裳
先ほどは新郎衣裳の種類について紹介してきました。
軽く体型のことについても触れましたが、いざ自分が選ぶとなるとどのような衣裳が似合うのかイメージが湧かないという人もいることでしょう。
新郎衣裳の平均基準となっている165~175cmのS,M,Lサイズの新郎さんは好みの衣裳を選ぶので問題ありません。
ここでは普段の洋服選びでもサイズ感に困ったことがある人は参考にしてほしい、体型別おすすめの新郎衣裳について4つ紹介していきます。
・165cm未満の小柄さん
・185cm以上の高身長さん
・肩幅、太腿がっしりさん
・3L以上の大柄さん
165cm未満の小柄さん
【おすすめ衣裳】
・ショート丈のモーニングコート
・タキシード
160cm前後の小柄さんの場合は、短い丈のジャケットがおすすめ。
特に、モーニングコートは前の裾部分が丸く広がっているためよりすっきりした体型に見えます。
白、ゴールドなどの暖かみのある色だと重たくならず着ることが出来るためバランスが取りやすいです。
185cm以上の高身長さん
【おすすめの衣裳】
・ロング丈のモーニングコート
・ミドル丈のフロックコート
・タキシード
高身長さんの場合、長い裾のジャケットとの相性がとても良いためモーニングコートがおすすめです。
膝上あたりまで来るようなフロックコートの場合、がっしりとしすぎて重たい印象になってしまうことが多いので、フロックコートはヒップが隠れるくらいのミドル丈のジャケットがよりスタイルよく見えますよ。
タキシードはショート丈のジャケットになるのですが、ブラックのダークカラーのためスタイリッシュに着ることが出来、蝶ネクタイ効果でより高身長に見せることが出来ます。
肩幅、太腿がっしりさん
【おすすめの衣裳】
・フロックコート
スポーツ経験者に多い肩幅や太腿ががっしりとしている筋肉質な体型の新郎さんには、四角い形の裾が特徴的なフロックコートがおすすめ。
男性らしさが強いフロックコートはがっしりとしている体型の新郎さんとの相性がいいです。
ショート丈よりもヒップ周りが隠れるミドル丈の方がバランスよく着ることが出来ますよ。
3L以上の大柄さん
【おすすめの衣裳】
・モーニングコート
・フロックコート
3L以上の大き目のサイズの新郎さんは、ヒップが隠れるくらいのジャケットが少し長い衣裳がおすすめです。
タイトめなタキシードでは肩や腕周りがパンパンになってしまうことが多いので、肩パットがしっかり入っているモーニングコートやフロックコートを選んだ方がシルエットが美しく見えます。
色味はシルバーグレーやブラックなど濃い色の方が引き締まって見えるのでおすすめ。
主役は新郎新婦の二人なのだからお互い衣裳選びを楽しんで
今回は新郎衣裳の選び方について紹介してきました。
どうしても花嫁衣裳に目が行きがちな結婚式準備ですが、新郎さんも主役の一人なので、自分の体型・雰囲気に合った衣裳をしっかり選んであげましょう。
新郎も新婦に合わせて色直しをするか、ベストなどの小物アイテムだけチェンジするかどうかも衣裳選びを楽しむ一つの要素となります。
せっかくの結婚式なのですから新郎さんもこだわって、衣裳を選びを楽しんでくださいね。
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