新郎新婦の衣裳アイテムには意味がある。意味を知ってより大切な結婚式に。

新郎新婦の衣裳アイテムには意味がある

新郎新婦の衣裳には様々なアイテムを身に付けます。

普段見慣れている物から、こんな物も付けるんだ!と思うような見慣れない物まで様々です。

そんな結婚式では当たり前に身に着けることになるアイテムたちに、意味があることをご存知でしょうか?

せっかくの結婚式ですからそれぞれのアイテムを身につける理由を知ることで一つ一つのアイテムをより大切に使うことが出来るようになります。

今回はそんな新郎新婦の衣裳アイテムについて詳しく紹介していきます。

衣裳アイテムの意味を知ってより、想いの詰まった大切な結婚式にしていきましょう。

目次

新郎新婦の衣裳アイテムとは

新郎新婦の衣裳アイテムとは

新郎新婦の衣裳には付属アイテムがついています。

その中でも実は身に付ける理由があるアイテムがいくつかあるのです。

そこでここでは新郎新婦の衣裳アイテムをなぜ身に付ける必要があるのか紹介していきます。紹介していくのは以下の7種類です。

・ベール

・グローブ

・ブーケ・ブートニア

・ガーターベルト

・和装小物

・サスペンダー

・白手袋

 

ベール

花嫁衣裳の必須アイテムともいえるベールには大切な意味が2つあります。

ひとつ目は、「魔除けの意味」。悪魔は幸せな花嫁を襲いに来るといわれており、これらの悪い物から守るために身に付けます。

そしてふたつ目は、新婦の誕生を意味しているのです。

ヴァージンロードは「新婦のこれまでの人生」を表しており、過去の思い出を遡りながら現在である新郎の元へと歩んでいきます。

ヴァージンロードの一歩を踏み出す前にベールを下ろすことで、新婦の誕生を表しています。

そのため、新婦を産んだ母親にベールを下ろしてもらうことが多くあるのです。

そしてこれからの未来を共に歩んでいく新郎にベールを上げてもらうという意味が込められています。

必ず付ける必要があるため是非意味を知っていてほしいアイテムです。

 

グローブ

花嫁が身に付けるグローブにも二つの意味があります。

ひとつ目は、結婚式の挙式では「露出を抑えるため」に身に付けます。

キリスト教式に乗っ取った服装マナーになるため、長袖レースなどの手首まであるロングスリーブはグローブをする必要はありません。

しかし式場によって格式やマナーが違うことがありますのでグローブの扱いは確認が必要です。

そして二つ目の理由は、「純粋無垢な花嫁を表現」しているため。指輪交換の際にグローブを初めて外すのは新郎の役目で「貴方に私の全てをあげます」という意味が込められています。

たどたどしい手つきで新郎がグローブを外す姿は見ているゲストをほっこりさせてくれますよね。

 

ブーケ・ブートニア

当たり前のように持っているブーケにも意味が込められています。

昔、欧州でとある青年がプロポーズするために野原に咲いている花を集めてブーケにし、それを彼女にプロポーズと共に渡しました。

それに快諾した彼女は、OKする返事の代わりに摘んでくれたブーケの中にある一本の花を青年の胸ポケットに返したのです。

そうしてめでたく夫婦になったことから、ご利益があるとブーケを持つことが定着し今の結婚式でもブーケが取り入れられるようになりました。

新郎の胸元にもブートニアが付いているのもOKの返事で使った花の名残です。

 

ガーターベルト

花嫁の下着の一つであるガーターベルトは主に、ネイルをしていたり伝線が気になる人がニーハイタイプのストッキングを身に付けるために使われています。

国内ではあまり使われるはないですが、海外では女性ゲストへのブーケトスに変わる、男性のために行う「幸せのお裾分け」としてガータートスが行われています。

昔の欧州で新婚夫婦の自宅に冷やかしで忍び込んだ男性の友人に帰ってもらう手切れ金の代わりとして、その時嫁が身に着けていたガーターベルトを渡したことがガータートスの始まりと言われています。

 

和装小物

和装を着る場合、帯周りに様々な小物を身に付けることになりますが、それらのアイテムにも一つ一つ意味が込められています。

帯揚げ

帯の上部で結ばれている帯のことで、「鹿の子絞り」とも呼ばれる絞りの飾りは多くの子供が生まれる魚卵の形に似ているから「子宝に恵まれる=子孫繁栄」の意味が込められています。

 

帯締め

帯の中心に縛られている紐を帯締めと呼び、花嫁用の帯締めは丸い形をしています。

「丸ぐけ」とも呼ばれており、丸い形はずっと繋がっていることが「幸せが途切れない=夫婦円満」という意味が込められています。

 

抱え帯

帯の下部にある平らな帯のことを抱え帯と呼びます。

着物時代だったころ、家事をするには長い袖が邪魔だったために帯を袖に巻き付け使っていたことから抱え帯と呼ばれるようになりました。

家事をすることが仕事であった当時の女性が花嫁衣裳でも使っていた抱え帯が今でも名残として使っています。

 

懐剣

帯の上に刺さっている長方形の物が懐剣(かいけん)と呼ばれる短剣です。

家を守るのは妻の役目と考えられていた昔の花嫁は「自分の身は自分で守る=家を守る」という意味を込めて懐剣を身に着けていました。

今では本物の短剣を身に付けることは出来ないため、飾りとして懐剣を身に着けています。

 

筥迫

襟元に入っている小箱が筥迫(はこせこ)で、今でいう化粧ポーチの役割があります。

筥迫には匂い袋という香水替わりの袋がついており、懐紙(あぶら取り紙)が入っていました。

身だしなみに気を使うのはどの時代でも同じということですね。

 

末広

花嫁の和装小物では末広と呼ばれていますが、扇子と同じ物。

結婚式では広げて使うことはなく、閉じた状態で手に持つ物になります。

扇子の形が末の方に向かって広がっていることから、「末広がりの幸せ」の意味が込められ末広と呼ばれています。

 

【新郎】サスペンダー

新郎衣裳はスーツの3ピースと同じ組み合わせなのですが、結婚式ではベルトを使用しません。

その代りにパンツを吊り上げるサスペンダーを使用します。

ベルトを使用しない理由は二つで、ひとつ目はベルトはビジネス・カジュアルアイテムであるため。

そして二つ目の理由は、ベルトは昔の軍服で使用されており人を攻撃する際に使用されていたこともあることから結婚式では相応しくないと考えられています。

 

【新郎】白手袋

新郎衣裳で使われる白手袋は手に装着することはありません。

挙式の際に手に持って入場したり写真撮影の際に使用する程度の物なのですが、挙式で使用することに大きな意味があります。

新郎は花嫁を守る大切な立場あり、神聖な場では身に着けられない剣の代わりに白い手袋持つことで「貴女のことは私が守る」という意味が込められています。

 

 

衣裳アイテムを使ったおすすめ4演出

2.衣裳アイテムを使ったおすすめ4演出

これまで新郎新婦の身に付ける衣裳アイテムの意味について紹介してきました。

自分たちが身に付けることになるであろうアイテムの意味を理解できたことでしょう。

そこで続いては、それらのアイテムを使った演出について4つ紹介していきます。

 

ベールダウン

結婚式の定番ともいえる演出の一つがベールダウン。

先ほどベールダウンの意味について紹介しましたが、意味を理解して行うとより感動的な演出となります。

ベールダウンの多くは母親が行いますが、新郎が行っても、父親や親族が行っても問題ありません。

ただし、ベールダウンを行う場合はフェイスべールがないと出来ないため、頭を覆うだけのマリアベールでは行えないということに注意してください。

 

ダーズンローズ

ダーズンローズとは、12本のバラをゲストに1本ずつ持ってもらいそれを集めながら花束にして花嫁に贈るプロポーズの演出。

ブーケの起源を大切にした演出であり、ダーズンローズに使うバラには1本1本意味を込めて集めていきます。

ゲストと一緒に結婚式を作りあげたい人たちに人気の演出です。

 

【ダーズンローズに使う1本ずつのバラの意味】

愛情・誠実・感謝・幸福・希望・信頼・努力・情熱・尊敬・真実・栄光・永遠

 

ブートニアセレモニー

花束と一緒にプロポーズや愛を伝えてくれた新郎に返事として、ブーケから1本の花を取り出して新郎の胸元に指す演出をブートニアセレモニーと言います。

主にダーズンローズの演出とセットになっている演出になり、披露宴や二次会で行われることが多いです。

 

ガータートス

花嫁の身に着けているガーターベルトを新郎がドレスに潜りこみ取り外して、それを男性ゲストたちに向かって投げる演出をガータートスと言います。

海外では女性ゲストにブーケトスを行うのと同じように男性ゲストにはガータートスを行うのが主流です。

しかし、日本では花嫁の身に着けていたものを他の男性に与えるなんて下品であったり配慮に欠けるなどの意識が強いため、あまり浸透していません。

特に花嫁の両親がそんな姿を見たときに面白くないと思う親が多いのが正直なところ。

男性ゲスト内では盛り上がるかもしれませんが、年配のゲストや女性ゲストから批判を受ける可能性があるため、もしやりたいと思った場合は二次会などのシーンで行うことをおすすめします。

 

 

衣裳アイテムの意味を知って想いが詰まった結婚式に!

衣裳アイテムの意味を知って想いが詰まった結婚式に!

今回は新郎新婦が身に着けている衣裳アイテムの意味について紹介してきました。

どの新郎新婦も当たり前のように付けているアイテムでも意味を知ると、それにまつわる思い出や相手への想いを再確認しより大切にしようと思えることが増えます。

一つ一つのアイテムの意味を知って、思い出や相手への想いがたくさん詰まった素敵な結婚式に出来るといいですね!

 

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今回の記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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