新郎新婦でゲスト席の人数の差は目立ってしまう気がして、相手に合わせて昔の知り合いや友人に声をかけて招待人数の調整をするべきか悩んでしまいますよね。
インターネットを見ると両家のゲストバランスが悪くて、後々親戚から小言を言われてしまったという人もいます。
「人数調整のために無理に呼んでしまって相手に迷惑をかけてしまうのも気が引ける。」
そんな悩みを抱えているならぜひこの記事を読んでください。
ゲスト人数を調整するときのコツ
ゲスト人数が揃わないと新郎新婦は気にしないけど、親族や両親が気にしてしまうことや、両家で出している金額が折半であると相手に悪いし…という気持ちにもなりますよね。
「できるなら招待客の人数調整はしたくないけど、やっぱり気になる!!」
という方にお話させていただきます。
ゲスト人数を調整する時に重要なポイントが招待客をグループ分けすること。
最近知り合った人、昔の知り合いだけど最近は会っていない、よく会う友達、同僚など大まかに分けて招待状を出す前に人数を大まかに判断すると、このグループを呼ぶか呼ばないか。で判断すると式場やゲスト自身に迷惑をかけることなく人数調整をすることができます。
「このグループは最近知り合ったばかりだから披露宴よりも二次会の方がいいかな」
「このグループは昔からの知り合いで結婚式にも呼ばれたから呼ぼう」
など考えて大まかな人数を出します。
その後、合計の人数を新郎新婦で話し合いグループ単位での増減をして調整をしてから招待状を出すことで招待状の数を減らすことができるので費用を抑えることにもつながります。
また、無理にゲストを増やすよりも友人や親族のお子様を招待客に招くことで増やすことができます。
お子様がいると会場の雰囲気も盛り上がります。
相談してリングガール・リングボーイなどの演出にも参加してもらい、お子様だからこそ経験できる思い出をプレゼントすることもできます。
また招待状を出す前段階でメールやSNSなどで事前に出席できるかの確認をします。
その後に調整をすれば当日のやむを得ない事情でのキャンセル以外は式場に負担をかけることなく人数を変更することができます。
その際に「人数が揃わなかったら披露宴は親族のみになるかも」と付け加えて連絡をすれば、だいたいの人は理解してくれます。
またその時もグループ分けをしっかりしておけば「なんであの子は披露宴も呼ばれてるのに私は二次会だけ?!」となったりせず「あ、あの頃のグループは二次会だけで披露宴は会社関係者と親族だけにしたんだ」と納得してもらえます。
無理にゲストを呼んだ場合「これは人数調整で呼ばれてるんだろうな」と思われてしまうこともあります。
そんな気持ちにさせるよりかは最初から二次会での招待にして参加への自由度をあげることで人間関係にヒビを入れることもありません。
参加する招待客は服を揃えて、ヘアスタイルを揃えて交通費もかかるし、ご祝儀も出さなければなりません。
ゲスト側にも多くの出費があることは忘れないでくださいね。
ゲストの人数を変更せずに解決するには?
ゲストの人数はこれ以上変えたくない場合はどうしたらいいのか。
いくつかオススメの方法がありますのでお話しいたします。
テーブルレイアウトを変更
会場のレイアウトでテーブル数を揃える代わりに人数が多い側のテーブルは大きいものを使用し、人数が少ない側を小さなテーブルを使用します。
そうすることでテーブルの数は同じなので一見すると違和感はありません。
ほかにも中央に混合席をもうけることで、テーブルの数に差が出なくなるのでどちらが多いのかわからなくなります。
案外同じテーブルになった人同士で意気投合して盛り上がることもあるのでオススメですよ。
結婚式で出会った2人が次の結婚式の新郎新婦になんてこともあるかもしれません。
エスコートカードを使う
まずは座席表に新郎側などの文字を入れないことと、エスコートカードに名前のみを記載することで招待ゲスト、本人以外に両家の招待客のバランスがわからないようにすることができます。
高校時代の友人と会社の同僚同士が知り合いということは少ないですから、新郎新婦どちら側の同僚なのか、友達なのかなどはゲスト側には伝わりません。
エスコートカードとは、受付の際に渡すゲストの名前が書かれたカードでテーブルにもそれぞれの名前の書かれたカードが置かれておりカードを目印にゲストに着席してもらうものです。
番号や記号のみを記したものにしてゲストのプライバシーを保護することもできますし、デザインをおしゃれなものにして些細な演出の1つにすることもできます。
披露宴のプログラムを変更
挙式と披露宴は親族のみ、友人や会社の関係者は二次会にしたり、別会場にしたりすることで親族とは別に歓談の時間を多くとることができます。
招待客側としても「結婚式に招待されたなら招待客としてマナーを守ってきっちりしなきゃ!」と思われてしまいます。
しかし、二次会会場もいつもよりはフォーマルだけど少しカジュアルなレストランなどであれば「二次会で少しカジュアルな会場なら行きやすいし行こうかな」とか「友人と同僚だけなら同年代の人が多いから行きやすい」とゲスト側も少し肩の力を抜いて参加することができます。
また同世代の人たちが多ければ少しぐらいハメを外して盛り上がっても大丈夫です。
二次会であれば無理に両家のゲストを分けて受け付ける必要もありません。
受付をお願いする人には名簿を渡しておき、名前を確認して参加費を渡すことで受付が完了するように配慮すれば両家のどちらのゲストが何人なのかは新郎新婦以外にはわからないようにすることができます。
もちろん、披露宴会場をそのまま使用して親族が退席した後に友人と会社関係者のみの披露宴を引き続き行うこともできます。
その際、親族の披露宴は短めにして、友人や同僚との披露宴を親族だけの披露宴よりも少し長めに設定して余興を楽しむこともできます。
新郎新婦の移動がなくなりますし写真撮影や余興をしっかりと楽しむこともできるのでオススメです。
両家で相談すること
事前に両親と親族に「片側の招待人数が多いけれど、私たちは納得しているし事情も理解しているから問題ない」と軽く相談しておくことをオススメいたします。
理解してもらった上で参加してもらえば当然のことながら余計な小言を聞かずに済むかもしれませんし、親戚づきあいもしやすくなります。
また、両家で出しているお金が折半ならば招待客の人数に合わせて引き出物や料理の金額だけお金の割合を変えることもいいかもしれません。
無理に5:5にこだわらず、プランナーに料金を確認してお互いに納得できたら6:4や7:3の割合に変更すれば問題ありません。
大切なのは新郎新婦も招待客もみんなが楽しめることです。
招待人数を揃えるべき?のまとめ
前項目にも書きましたが、無理に両家のゲストの人数バランスを揃える必要はありません。
重要なのは新郎新婦、両家の両親と親族、ゲストの全員が楽しめることなのです。
実はゲストは、両家のゲストバランスなど気にしていないことがほとんどです。
こうしたことを気にかけるのは新郎新婦と両家の親族だけなのかもしれません。
そのため無理に揃えなくても会場レイアウトの調整や両家が出す金額の割合を変更するなどのアイディア次第で、全員が満足する結婚式を作ることができると思います。
友人や同僚たちだけの披露宴もいいですが、費用が気になる方は会場を移動して、 1,5次会としてカジュアルなパーティで楽しむことも一興だと思います。
もし何か気になることやもっとアイディアが欲しい方はぜひプランナーに相談してください。
せっかくの結婚式ですから無理に難しく考えるのではなく、楽しんでお祝いしてもらうことが大切だと思います。
この記事を読んでくださった方の悩み解決の参考になれば幸いです。
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