結婚式を挙げるにあたり必要不可欠な存在になるウエディングプランナー。
新郎新婦二人で作る結婚式ですが、やはり結婚式のプロへの相談、プロからの提案はかかせず、実際はプランナーと三人四脚と言っても過言ではないくらい重要な存在です。
そんなプランナーへ、もし違和感を感じる事があったら…。
結婚式の準備は約半年かけて行うのが平均的ですが、これからの半年この人に任せていいのかな?と心配になったらどうするべきなのか。
また、そうならない為の対策も含め解説していきます!
目次
1.プランナーへの違和感と対処法
2.プランナー変更のメリット、デメリット
3.三人四脚で素敵な結婚式を
1.プランナーへの違和感と対処法
実際の現場で聞くお客様のお声と、その対処法についてご紹介します。
・実際によく聞くプランナーへの違和感
・プランナーへの違和感を感じたらどうすればいいか
実際によく聞くプランナーへの違和感
現場で働いていてよく聞くお客様の声は大きく分けて以下の5つです。
①式場見学のスタッフと自分たちの実際のプランナーが違うことを知らされていなかった。
②打ち合わせのブッキングで待たされる
③質問へのレスポンスが遅い、返ってこない
④新郎への態度が気に障る
⑤プランナーの態度自体が気に障る
最も多く新郎新婦の不満として聞く声は①だと思います。
ウエディングプランナーには一貫制と分業制が存在し、会社によってとっているスタイルが異なります。
一貫製は式場見学から当日まで同じプランナー。
分業制は会場見学専門スタッフと打ち合わせ専門スタッフに分かれている事です。
一貫性は最初から最後までのお付き合いになる為関係性が築きやすく安心感があるのが良い点で、分業制は打ち合わせに特化したプロなので提案の幅も広いという売りを持っています。
もし一貫性を望むのであれば、式場見学の予約の際にその旨を伝えておく事がこの一番多く聞かれる違和感への対策です。
②、③に関しては一人のプランナーが何件も新郎新婦を担当しているため稀に起こり得る事態ではありますが何度もあると不信感ですよね。
本当についうっかりというケースもありますが、正直スケジュール管理ができないプランナーは同じことを繰り返してそのミスに慣れているという場合があります。
質問のレスポンスに関しても催促をしても返事がない事が続いた場合は違和感をもってもおかしくないでしょう。
ただ、一つご理解頂きたいのはプランナーに対し一人一台パソコンや業務ケータイがある訳ではない式場も多いです。
早く返事が欲しい内容の質問は直接式場に電話をかけて頂くのが一番良いことを覚えておいてくださいね。
④や⑤に関してはどうしてもプランナーも人間なのでお客様と合わないという根本的な問題もあります。
また、プランナーは新郎新婦それぞれを下の名前に「さん」を付けて呼ぶ事が多く、そこに違和感を感じる女性も多いようです。
しかし、既に入籍を済ませた新郎新婦なら、苗字が同じなので下の名前で呼ぶ流れになりますので、そこは結婚式の打ち合わせならではと思って頂けたら幸いです。
プランナーへの違和感を感じたらどうすればいいか
プランナーへの違和感を感じた場合、それを抱えたまま準備を進めるのはやはり良くありません。
小さな違和感が積み重なると、やがて大きな不満になります。折角の結婚式を振り返った時、そんな記憶が蘇るのはとても悲しいことです。
言いにくいとは思いますが、違和感を感じた場合は式場側にしっかり伝えましょう。
式場に直接電話をかけ担当プランナーが出てしまったら気まずいと思う場合は、式場HPのインフォメーションにメールを入れてみると良いかもしれません。
担当プランナー本人と直接話して和解、解決ができるのなら良いのですが、大抵は担当プランナーの上司と話しをすることになります。
担当プランナーの変更を望むのか、上司からの注意喚起をしてもらいそのままのプランナーで行きたいのか伝えてみてください。
サポートプランナーとしてもう一人スタッフが付くという提案もあるかもしれません。
勇気のいる事だとは思いますが、式場側もお客様が勇気を出して連絡してきてくれたという気持ちは分かっています。あなたの言葉で想いを伝えて見てくださいね。
2.プランナー変更のメリット、デメリット
では実際にプランナー変更にしないと気が済まない!となった場合、知っておきたいメリットデメリットをご紹介します。
プランナー変更のメリット
ほとんどの場合、前任者の上司、先輩が担当になります。
勿論あなたが感じていた違和感を知っている為、迅速かつ丁寧な対応をしてくれるでしょう。
頼れる存在になることはほぼ間違いないと思います。
プランナー変更のデメリット
打ち合わせが進んでいた場合、前任者からの引継ぎでの担当なので、打ち合わせ内容に食い違いが出てくる場合があります。
これを伝えていたはずだという、言った・言わないの問題が出てきてしまうかもしれません。
後任者も勿論細心の注意ですり合わせをしているとは思いますので、これが伝わっているかなという不安な点があれば細かく確認しましょう。
3.三人四脚で素敵な結婚式を
いかがでしたか?
ウエディングプランナーと新郎新婦の関係性は、一般的な店員とお客さんの関係に留まらず、他の職にはないものがある気がします。
やはり一生に一度の結婚式を一緒に準備する相方として築く関係性があるからでしょうか。
結婚式の仕事をする者として、新郎新婦を祝福する気持ちはどのプランナーも胸にあり、最高の一日のお手伝いをしたいと心から思っています。
とはいえ、やはりプランナーも一人の人間なので、合う、合わないがどうしても出てきてしまうこともあるでしょう。
そんな時は悔いが残らない様にあなたの言葉で気持ちを伝えてみてください。
一生に一度の結婚式がより素敵な思い出として残るように、スタッフも誠心誠意頑張るはずです。
「クレーマーだと思われるからやめとこう」と我慢せず、勇気を出してみてくださいね。