結婚式を予定している人は、まず外見の美しさを磨こうと考えますよね。
エステに通ったり、ダイエットをしたり、髪型やネイルを決めたり…。
ただ、その見た目の美しさをより高めるためには、まず内側を整えることがとても重要!
美肌やつややかな髪、健康的な爪、引き締まったボディなど、それは正しい食事で得られる栄養素がしっかり行き届いて作られるものです。
こちらでは、結婚式を控えた人のための大切な食事方法など、理想的なインナーケアについてをお伝えします!
バランスの良い食事の基本を知りましょう
こちらで挙げるインナーケアとは、体の中を整え、健康的な身体作りをすることを言います。
そのために一番大切なことは、食生活の改善です。
乱れた食生活を続けていると、必要な栄養素が不足していたり、逆に摂りすぎている栄養素によって肥満などにつながったり…。
将来の生活習慣病のリスクも高まります。
結婚式のために見た目をきれいに整えていきたいと思っても、健康的な身体がないと体内での代謝がうまくいかない等で、効率的なものにはなりません。
食生活の改善をするためには、自身の食事を見直すこと、そしてバランスの良い食事を日常的なものにすることが重要です。
これはウェディングに限らず、すべての人に欠かせないことです。
では、バランスの良い食事とは具体的にどのようなものなのか、解説していきます。
・バランスの良い食事に必要な栄養素とは
・バランスの良い食事は主食+主菜+副菜がそろった食事
・牛乳、果物を1日1回程度加えるとよりGood!
バランスの良い食事に必要な栄養素とは
「バランスの良い食事」と漠然と言われても、一体どんなものをバランスの良い、というのかが分からない方も多いですよね。
単品メニュー、例えばラーメンだけの食事よりは、定食の方がバランスは良さそう…とは分かると思いますが。
学校で「五大栄養素」というのを習ったことは覚えていますか?
炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルがそうです。
この五大栄養素が摂れる食事が、バランスの良い食事と言えます。
炭水化物と脂質は、私たちのエネルギー源となるものです。
「太るから…」と嫌われることが多い炭水化物と脂質ですが、エネルギーが不足すれば疲れやすくなるなど悪影響もあります。
特に脳は炭水化物(ブドウ糖)のみを栄養源としていますし、また、脂質は細胞膜やホルモンの材料にもなり、お肌の保湿や体温調整の役割もあります。
もちろん摂りすぎると体脂肪として蓄積されてしまうものでもありますが、まったく摂らないというのもよくありません。
たんぱく質は筋肉や髪、皮膚など、身体を作る材料となる栄養素。
ダイエットには筋肉量を増やすことも重要で、そのためには材料となるたんぱく質が必要です。
きれいな髪やお肌の材料にもなるため、しっかりと摂っておきたい栄養素がたんぱく質なのです。
ビタミン・ミネラルは身体の調子を整える栄養素と言われます。
ビタミンはほかの栄養素や酵素の働きをスムーズにする役割がありますし、ミネラルは歯や骨を作ったり、体液の調整、神経や筋肉の機能を維持したりするなどの役割があります。
この五大栄養素を、多すぎず、少なすぎず、バランスよく摂ることで、健康的な身体の土台を作ることにつながっていきます。
これがインナーケアの基本です。
バランスの良い食事は主食+主菜+副菜がそろった食事
バランスの良い食事に必要な栄養素は分かりましたが、ではどのような食事にすればその五大栄養素を摂れる食事になるのでしょう。
その基本は、「主食」「主菜」「副菜」がそろった食事です。
主食とは、ご飯や麺、パンなど、主に炭水化物が摂れるものです。
主菜は、肉や魚、卵、大豆製品などを使ったおかずのことで、主にたんぱく質と脂質が摂れるもの。
副菜は、野菜類や海藻、きのこ類を使ったおかずのことで、主にビタミン・ミネラル、そして五大栄養素ではありませんが食物繊維の供給源となります。
主食+主菜+副菜の食事は、五大栄養素をまんべんなく摂れる、バランスの良い食事と言えるものになります。
副菜の野菜類はたっぷり食べてほしいものなので、1皿又は2皿+汁物等でしっかり確保したいところです。
日本人は昔から「一汁三菜」という食事方法を知っています。
これは五大栄養素がしっかり摂れる、とてもバランスの良い食事方法ということだったのですね。
牛乳、果物を1日1回程度加えるとよりGood!
主食+主菜+副菜の食事で栄養素をバランスよく摂れるとは言っても、どうしても不足しやすい栄養素というのもあります。
ミネラルの1つであるカルシウムや、ビタミン類がその代表的なもの。
日本人は慢性的にカルシウム不足と言われていますし、カルシウム不足は健康的な骨の維持を損ない、将来の骨粗しょう症のリスクが上がります。
ストレス過多の方にもカルシウムが必要とも言われます。
そのため、1日1回、牛乳1杯(200ml程)等を摂ってカルシウムを補うとより良い食生活になります。
果物にはビタミン類が多く含まれています。
しかも果物はそのまま生で食べられるものがほとんどなので、加熱すると失われてしまうビタミンも摂取できます。
不足しがちなビタミンを補うためにも、1日1回の果物も効果的!
ただし、果物には糖質も多いのが特徴なので、食べ過ぎてもいけません。
りんご半分位、みかん1個位、バナナ1本位等、常識の範囲で取り入れると良いでしょう。
ウェディングのために意識的に摂りたい栄養素
主食+主菜+副菜のバランスの良い食事に整え、健康的な身体の土台を作りながら、ウェディングのために特に意識したい栄養素・食材を取り入れていきます。
食事の中に上手に取り入れ、ウェディングに特化したインナーケアをしていきましょう!
・美肌
・ポッコリお腹解消
・きれいな髪の維持
・むくみ解消
美肌
結婚式までにきれいな肌を手に入れたいと思う方は多いですよね。
美肌のための栄養素と、その栄養素が含まれている代表的な食品を紹介します。
ビタミンA
皮膚や爪を丈夫にし、正常に保つ働きを持ちます。
(食品:レバー、人参、モロヘイヤなど)
ビタミンE
血流を良くして新陳代謝を活発にし、肌にハリを与えます。
紫外線に対する抵抗力も上げるため、シミやそばかすにも効果的。
強い抗酸化作用があるため、アンチエイジングのためのビタミンとも言われます。
(食品:うなぎ、西洋カボチャ、モロヘイヤ、アーモンドなど)
ビタミンC
皮膚や骨、血管を丈夫に保つ働きがあるコラーゲン生成に必要不可欠な栄養素。
シミのもとであるメラミン色素の生成を防ぐ働きがあるため、美肌ビタミンの代表です。
(食品:赤ピーマン、ブロッコリー、柿、かんきつ類など)
ビタミンB2
細胞の新陳代謝を助けるビタミン。
健康な皮膚や髪、爪を作ります。
肌荒れや吹き出物、髪のパサつきが気になる人はB2が不足していることが多いです。
(食品:レバー、さんま、牛乳、モロヘイヤ、納豆など)
ポッコリお腹解消
キレイにドレスを着こなすなら、ポッコリお腹も解消しなくては!
ポッコリお腹解消には便秘の改善が必須。
便秘改善に効く栄養素・食品を紹介します。
食物繊維
食物繊維のうち、特に不溶性食物繊維は腸の蠕動運動を活発にし、便を排出する助けになるものです。
また、有害物質を吸着させて便と一緒に体の外に排出する役割もあります。
(食品:ごぼう、れんこん、きのこ類、おから、玄米など)
きれいな髪の維持
髪型をきれいに見せるためには、もともとの髪の質が良ければさらに美しさは増します。
ケラチン
髪の主成分であるケラチンはアミノ酸が数種結合してできたたんぱく質です。
ケラチンを摂るためには、アミノ酸がバランスよく含まれている良質なたんぱく質の食材を食べることが大切。
(食品:鶏肉、豚肉、牛肉、卵、魚類、大豆など)
亜鉛
ミネラルの一種で、摂取したたんぱく質から髪を作り出す際に必要な栄養素。
ただし亜鉛は摂りすぎると急性中毒を起こす場合もあるので、サプリメントなどでの摂りすぎは注意(通常の食事での過剰症はほぼない)。
(食品:カキ、牛肩肉、そら豆など)
ビオチン
糖質、脂質、たんぱく質の代謝や合成をサポートするビタミンの一種で、特に髪と皮膚を守るビタミンと言われています。
いろいろな食品に含まれていて、さらに腸内細菌によって合成もされるので不足することはあまりないと言われています。
(食品:イワシ、レバー、卵)
むくみ解消
むくんで顔も足もパンパン!では台無しです。
カリウム
カリウムはナトリウムと共に体液を調整するミネラルの一種。
余分なナトリウム(塩分)を排出する働きを持ち、むくみ改善にも効果的です。
(食品:野菜類、芋類、アボカド、バナナ、大豆など)
結婚式直前の食事の注意点は?
バランスの良い食生活への改善や、ウェディングで特に意識したい栄養素を摂るなどしてインナーケアを頑張ってきて、そして結婚式が1か月後に迫っている!とそんな結婚式直前の食事で注意することはあるのでしょうか?
1か月前位だと、もう劇的に何か変化させるということはほぼできませんので、整った身体の維持や、肌荒れの予防など、できることを取り入れて万全の体制で結婚式に臨みたいですね!
・結婚式1か月前!気を緩めず正しい食生活を!
・1週間前位からはリスクの高い食品は避けましょう
・前日~当日の食事
結婚式1か月前!気を緩めず正しい食生活を!
結婚式準備も終盤、そろそろ疲れがたまってくる頃ですね…。
目前に迫る結婚式の緊張感や不安感も大きい時期で、気持ちはナイーブになりがち…。
でもそんな時だからこそ、いつも通りの食事を!
バランスの良い食事を意識し始め、それが日常化しているのであれば、特別なことはしなくても大丈夫!
あと少しだから英気を養うために特別なものを食べよう、とか、ストレス解消に甘いものやアルコールの暴飲暴食をするなどしてしまうと、敏感な時期ですから肌荒れ等、簡単に影響が出てしまいます。
肌荒れの原因にもなりますから油ものは食べ過ぎないようにする、甘いものの我慢のしすぎでストレスが大きいようなら食べ過ぎない程度に食べる等、締めるところは締め、緩めるところは緩める、メリハリのある食生活が良いでしょう。
1週間前位からはリスクの高い食品は避けましょう
1週間前位から意識してほしいのは、リスクの高い食品についてです。
リスクの高い、というのは、主に食中毒になりやすい食品。
食品や加熱の有無などで、O-157やノロウイルス、サルモネラ菌等の感染リスクが高いものがありますので、紹介します。
生ガキはできれば避けていきたいですし、その他の二枚貝もしっかり加熱してから食べるようにします。
肉の生食も避けましょう。
ステーキはレアが好きな人でもこの時ばかりはよく焼くようにします。
生ハムなどの非加熱の肉製品も避けた方がベター。
魚はお刺身等での生食は避けましょう。
また、生卵や非加熱のナチュラルチーズ(プロセスチーズは加熱されているのでOK)もこの時期はやめておきます。
健康な身体なのだから大丈夫、と思っていても、思いもよらないところで体調を崩してしまうかもしれません。
式当日に症状があっては台無しですし、数日前だったとしても嘔吐下痢で体力を奪われていては、心身ともにボロボロ、ということにもなります。
そうならないためにも、リスクの高い食べ物は避けるようにしましょう。
前日~当日の食事
結婚式というのは長時間になりますし、写真撮影やお色直し等で式の最中は食事が摂れないことがほとんど。
体力勝負なのです!
ですから前日と当日朝の食事はしっかり摂るようにしましょう。
(もちろんお腹が苦しくなるほど食べ過ぎる等はやめましょうね)
胸がいっぱいで食べられない…という方も多いと思いますが、そんな時は食べやすいおにぎりなどでも食べるようにしてください。
ニンニクなどのにおいの強いものは避けた方が良いですね。
また、辛い料理が好きな方でも、あまり刺激の強いものはやめておきましょう。
いつもは大丈夫でも、結婚式という非日常な時ですから、過敏になっているかもしれません。
刺激の強いものでお腹を下すなどもありますので、注意しましょうね。
インナーケアで整えた身体を当日十分に見てもらえるよう、式の直前の小さな注意が大切です!
インナーケアをして自然な美しさを手に入れましょう!
食事は私たちの身体を作っていくのに必要な栄養素を取り込むためのもの。
そのため、その内容や質は非常に重要なものになります。
栄養素は不足してはいけないですし、逆に多すぎてもいけないものもあります。
バランスの良い食事を意識する基本的なインナーケアをして、身体の内側からキレイに整えましょう!
そしてそれは、短期間で成果が出るものではありません。
しっかり時間をかけ、偽物ではない、自分の内から出る自然な美しさを活かしていきましょう。
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・サロンスタジオ「レアルーク」
東京都中央区日本橋小網町4-4-2F
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レアルークはブライダル撮影専門チームです。
東京日本橋にサロンスタジオレアルークをオープンさせて、銀座、日本橋、丸の内などの前撮りや結婚式の撮影を専門におこないます。
結婚式のことで気になることがございましたらお気軽にお問合せください。
★ブライダルダイエット特化ジム イートレパーソナルジム
東京都中央区日本橋茅場町1-4-2-B1
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撮影会社がパーソナルジムを運営しています。
日本橋サロンの近くにあるパーソナルジム、ブライダルに特化したトレーニング内容で結婚式をトータル的にサポートいたします。
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