2020年の最初の新型コロナウイルスの流行、本当に未知のウイルスで、延期やキャンセルが相次ぎ、全国的に3月の末から6月の末までは結婚式が一件もないという状態だったと思います。
しかし、このコロナ禍が一年以上も続いている今、どんな対策が効果的か、少しでも安心して生活するにはどうするべきか、という事が分かってきました。
withコロナの考えで結婚式も大分件数が戻ってきた印象です。
この一年実際に結婚式の現場を見てきて、様々な感染予防対策を目にしてきました。
今結婚式をするかどうか悩んでいる方、結婚式をすると決めて準備している方に、これなら安心できる!と背中を押せるような感染予防対策をご紹介致します!
まだ結婚式場を決めていないなら感染予防対策がしやすい場所を選ぼう
まず初めに、あなたがまだ結婚式場を決める前の花嫁様であれば、感染予防対策の観点から結婚式場を決めることもできます。
結婚式場を選ぶ際、ホームページやSNS等でお好みの雰囲気の式場を探すことから始まりますよね。
好みの式場をいくつかピックアップしたら、実際に見学に行く流れになります。
会場見学をする際は下記の3つのポイントを是非チェックしてみてください。
・会場に換気ができる窓があるか、または換気の設備は?
・披露宴会場の机の大きさをチェックしましょう
・披露宴会場の人と人との距離感覚がどのくらいになるのか体感しましょう
会場に換気ができる窓があるか、または換気の設備は?
今とても重視されている換気。
実際に目に見えて換気されていることが分かる窓があるとゲストも安心です。
窓がついていない会場は沢山あります。そういった所は換気システムがついていますので、1時間の換気量がどのくらいの設備なのか確認すると比べ易いですね。
披露宴会場の机の大きさをチェックしましょう
「1つの机に最大〇名おかけ頂くことができます」という言い方をする式場が多いかと思いますが、これだと隣の人との感覚がどのくらいの状態のことを言っているのか分かりません。
感染予防対策の為、机にアクリル板を設置したり、アルコール消毒を設置したりと、卓上に置く物が増えています。
ゲストには披露宴の約2時間半その席でお過ごし頂くのですから、快適な個人のスペースをそれらを設置した上でどのくらいになるのか確認しましょう。
机の幅が何センチなのか、具体的な数字を教えてもらって比べると比べ易いですね。
披露宴会場の人と人との距離感覚がどのくらいになるのか体感しましょう
自分たちの呼びたいゲスト数に必要な机の数が入ると、机と机の距離、おかけ頂いた人と人との距離がどのくらいになるのか体感することをお勧めします。
会場のスケジュールで難しいところも勿論ありますが、場所によっては自分たちの希望人数を伝えて置くとそれに近い卓数を見学の為に用意してくれる式場もあります。
見学予約をする際に、卓上のセットをしなくてもいいから机だけでも希望の数をいれて欲しいと伝えると良いかもしれません。
目安としては机と机の間の距離が160cm以下になると、実際に人が座るとイスとイスの背中がぶつかる程の距離になります。
机と机の間で両手を広げてみて大きさを感じると分かりやすいです。
オリジナルグッズで個性を出しながら感染予防対策を
味気ない感染予防対策グッズも、新郎新婦オリジナルにしてしまえば個性を出した結婚式を彩るグッズに!
グッズ例を3つ紹介します。
・定番になったマスクケース
・必須のアルコール消毒
・可愛いマウスシールドなら写真撮影のアイテムの一つに
定番になったマスクケース
もはや大定番になったマスクケース。
定番ではあるものの、オリジナルのデザインは結婚式を彩るアイテムになります。
紙製とプラスチック製がありますが、紙製だと換気で窓を開けた際に簡単に吹き飛んでしまい使われないという場面もみますので、プラスチック製をご用意することをお勧めします。
必須のアルコール消毒
こちらもオリジナルのデザインの物を作れば可愛いですね。
結婚式には小さい鞄で来る方がほとんどですので、お勧めはストラップがついたもの。
また、出来るならばジェルタイプではなく、トイレのドアや蛇口など、どうしても不特定多数の人が触れる場所に吹きかけることが出来る、スプレータイプがお勧めです。
可愛いマウスシールドなら写真撮影のアイテムの一つに
近頃では花束のデザインを施されたものや、席札兼マウスシールドの物を目にします。
みんなでのお写真タイム、口元にそれを添えたならおそろいの可愛い撮影アイテムに大変身!写真に残っても想い出になるのでお勧めです。
感染予防対策に気を遣った結婚式の進行とは
物や設備以外にも結婚式の進行でも感染予防対策に気を遣うことができます。
進行をこれから考える方はつの点に注意してみてくださいね。
・ムービーの数と時間に気を付けて
・コロナ禍の結婚式、注意すべき演出
ムービーの数と時間に気を付けて
オリジナリティあふれるオープニングムービーやプロフィールムービーを目にします。
二人の事がよく分かってとても素敵なのですが、そのムービーの時間、何分になっていますか?
ムービーを流す、という事は多くの会場がプロジェクターでスクリーンに映し出す訳ですから、窓を閉めカーテンを閉める為、その間換気が出来ません。
また、コロナの観点とは違いますがムービー中は食事の手も止まり、料理が冷めてしまう為、目安としては5、6分以内に済むものが理想です。
1本のムービーならさほど影響はないですが、自分たちもプロフィールムービーとオープニングムービーで2本の映像を用意し、お友達に余興を頼んだらそれもムービーだったとなると、
その披露宴は大体ムービーが流れている状態になり、換気をするタイミングが無くなります。
進行を組む際に気を付けてみてくださいね。
コロナ禍の結婚式、注意すべき演出
折角の結婚式なのですから、やりたい演出を思う存分やって欲しいと思います。
しかしコロナ禍の結婚式、注意すべき演出もあります。
・キャンドルや発光液を使った演出
・ゲスト参加型のイベント
等の演出をする際は感染予防対策に気を付けて行いましょう!
キャンドルや発光液を使った演出
こちらの理由は前述した映像の件に似ています。
会場を暗い状態にする時間が長くなるので、換気がしづらいという点です。
といっても、
・各卓キャンドルリレーなのか
・各卓1つのキャンドルへの点火なのか
・メインの大きなキャンドルへの点火のみなのか
によってかかる時間が全く異なります。
自分たちのゲスト数、卓数によっては15分を超える演出になる場合もあるのでプランナーに相談してみてくださいね。
ゲスト参加型のイベント
こちらを行う際は多数の人が同じものに触れるという点に注意が必要です。
例えばゲスト全員に署名をもらう事や、リングリレーが上げられます。
署名をもらう際にはペンを複数用意し消毒する担当を付ける、または全員分のペンを用意する、招待状に同封してあらかじめ記入して持ってきてもらう等の対策ができます。
リングリレーに関してはリレーに参加される方に手袋の着用をお願いする事になるでしょう。
一生に一度の結婚式をあきらめないで
いかがでしたか?
普段顔をなかなか合わせない人と会う事が出来るのが冠婚葬祭ですが、
結婚式という場は、唯一その場にいる全員がハッピーな気持ちで集まる事が出来る場所です。
今やワクチン接種も始まり、効果的な対策も分かってきています。
コロナで結婚式をあきらめる二人が減るように、この記事が少しでも力になれていたらと思います。
感染予防対策を出来る限り尽くして、安心な結婚式を迎えましょう!
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・サロンスタジオ「レアルーク」
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今回の記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。