式場が決まると一番初めに準備が始まるのが新婦の衣裳選びなのですが、衣裳選びをしている花嫁さんたちの中でよく聞くのが「ドレス迷子」という言葉。
多くの花嫁さんたちにとって一番楽しみにされていることではあるのですが、着数が多く何をどう選んだらいいか迷ってしまうという人も多くいるのです。
そこで今回は運命のドレスに出会うためにどのようにドレスを探せばいいのか元ドレススタイリストがお教えします!
この記事を読んで、自分好みの衣裳を見つけていきましょう。
初めての試着の3つのポイント
まず初めに試着のポイントについて紹介していきます。初めての試着のポイントは3つあります。
・自分の着たい衣裳をイメージ
・初回の試着はいろんなドレスラインを試す
・一緒に行くなら自分を理解してくれている人と
まずは自分が何を着たいのかイメージする
衣裳選びを始める予約のときに何を見るのか伝えなくてはいけません。
通常、式当日より5か月前後前より衣裳を見始めることが多いので、それまでに何を着たいかイメージしておく必要があります。
【花嫁衣裳の紹介】
・ウエディングドレス:一番人気の花嫁衣裳。どの式場でも着ることが出来る
・カラードレス:色直しで定番の衣裳。好みのカラードレスがない場合、挙式とは違ったウエディングドレスを色直しとして着ることもある
・白無垢:神前式や人前式、ホテル式で着ることが出来る。挙式時は綿帽子や角隠しを被る
・色打掛:色直しで人気の衣裳。基本的にはどの会場でも着ることが出来るが準備に時間が掛かるため中座時間が長くなるのが欠点
・引き振袖:ドレスが苦手な人や、人とは違った色直しをしたい人に人気。打掛程のボリュームがないため、ゲストの距離も近くに感じることが出来る。
初めての試着なら違うドレスラインを着てみる
プリンセスラインやAライン、マーメイドラインなど、ウエディングドレスには様々なドレスの形があります。
初めての試着のときはどんなドレスが自分に似合うかなんて、ほとんどの人が分かりません。
SNSや雑誌などでなんとなくの好みのドレスを見つけたとしても「実際に着てみたらイメージと違っていた…」なんてことはよくあることです。
そのため、初めての試着のときには違うドレスラインを着てみることをおすすめします。
「自分に似合わないな」と思っても、いざ着てみたら意外といいかも!と感じることはよくあることなので、せっかくの試着ですから色んなドレスラインを試してみてください。
一緒に行ってくれる人は自分を理解してくれている人がおすすめ
衣裳選びの際に一緒に行ってくれる人によって、試着が有意義な時間になるかどうか変わってくることがあります。
そのため、衣裳選びの時に一緒に行く人は自分を理解してくれている人がおすすめです。
【衣裳選びに一緒に行く人】
・新郎:衣裳選びで一緒に行く人として一番多いのが新郎。
ドレス選びが楽しいと感じる人と違いが分からないという人の両極端に分かれる傾向が多い。
口出ししすぎて新婦さん自身が好きな衣裳を着られないケースと、衣裳に関して全く興味がない新郎さんだとどれも一緒に見えるようであまり参考にならないというケースもあるため、これらに当てはまりそうな場合は他の人と行くか、一人で見た方がおすすめ。
・母親、姉妹:新婦さんのことを理解してくれている人なため、的確なアドバイスをもらえることが多い。
しかし好みが違いすぎると各々が自分の好みのドレスを選んでくることも。
そうなると自分の好きなドレスを試着しにくくなるのと、ズバっと言われ過ぎて傷つくケースがあるため、家族の性格や好みの傾向に合わせて一緒に行くか決めるのがおすすめ。
・友人:心強い味方であるのが友人。
新婦さんの好みや性格を理解した上でアドバイスをくれるので実は試着するのに安心して連れていける人。
自分の意見を押し付けず新婦さんの意見を優先してくれるので迷い癖のある人は友人を連れていくのがおすすめ。
しかし、ドレスを事前に知ることになるため、内緒にしたい人は連れていかない方が無難
・一人:自分のペースでじっくり見たい人や、新郎やゲストにドレスを内緒にしたい人は一人がおすすめ。
スタイリストが常にいるため、プロの意見を聞きながらじっくり選ぶことが出来る。
迷った時も相談に乗ってくれるのであまりデメリットはない。
以上が初めての試着のポイントになります。
衣裳をどうするか、どのドレスラインが自分に合うのか、誰と行くかを決めておくと、初回の衣裳選びをスムーズに進めることが出来ることでしょう。
さて、続いてはよりスムーズな衣裳選びにするために、買い物タイプ別のドレスの選び方について紹介していきます。
洋服の買い物タイプ別おすすめの選び方
衣裳選びはほとんどの人が2~3回程通って、本命のドレスを決めています。
【衣裳選びの一番王道パターン】
・2~3回の衣裳選び
・1回につき、ウエディングドレス、カラードレスそれぞれ4着×2種類の8着前後
・トータルで18着前後着ている
もちろん通う回数は、一回で決まる人もいれば4回以上通って決まる人もいるため人それぞれです。
ドレスを見れば見る程分からなくなってしまう人と、何着着ても楽しいと思える人と分かれるのですが、だいたい普段の買い物で衣裳選びがどうなるか決まる傾向にあります。
そこで、ここでは洋服の買い物傾向別に分けた衣裳選びの3タイプについて紹介していきます。
・即決タイプ
・じっくりタイプ
・アドバイスをもらうタイプ
即決タイプ
普段の洋服は即決しているという人は、衣裳選びもスムーズに進む傾向にあります。
好みがはっきりしている人が多いため、選ぶドレスも限られているというのが理由です。
このタイプの人は試着数が少なく、自分で選んだドレスと、スタイリストが選んだドレスで比べる人が多いです。
【即決タイプの人の傾向】
・試着数は3~5着
・一人で来る人が多い
・似たドレスを選ぶ
・試着が疲れると感じる
何件もお店を見て選ぶタイプ
普段の買い物では何件もお店を比べてから洋服を買うタイプの人は、ドレスもじっくり悩んできめる傾向にあります。
衣裳選びのときにしか着ることが出来ないいろんなドレス姿を楽しみたい!と思う人の多くはこのタイプです。
このタイプの人は、自分が満足いくまでドレスを着た方が納得してドレスを選ぶことが出来ます。
【じっくりタイプの人の傾向】
・試着数は8以上
・来店回数も4回以上
・違うドレスショップも見ていることもある
・ドレスを着るのが楽しい!
・誰かと一緒に選んだりする時間も楽しい!
店員さんや友人からアドバイスをもらって購入するタイプ
普段の買い物で周りからアドバイスをもらって購入するタイプの人は、衣裳選びでもスタイリストからのおすすめされた衣裳の中から決めることが多いです。
【周りからアドバイスをもらうタイプの人の傾向】
・試着数は3~5着
・一人で来る人が多い
・新郎や家族よりも友人からのアドバイスの方が聞ける
・衣裳選びに興味がない
・おすすめされたのなら間違いないと思う
衣裳の選び方は人それぞれですので、これらを参考に自分がどの傾向に近いか知っておくとドレスのピックアップがしやすくなります。
着数や来店回数も人によって違いますし、上限もありませんので、数字は気にせず自分が納得いくまで衣裳選びを行ってくださいね。
さらに自分好みのドレスを見つけるためのもう一つの選び方について紹介していきます。
生地感でドレスを選ぶのもアリ
これまでドレス選びの方法やおすすめについて紹介してきました。
自分が誰と行くのが合っているのかどれくらいのペースで衣裳を見ればいいのか何となく理解できたことでしょう。
最後はよりドレスを見つけやすくするために、ドレスに使われている主な6種類の生地について紹介していきます。
・シルク
・タフタ
・サテン
・チュール
・オーガンジー
・ジョーゼット
シルク
ウエディングドレスの生地の中で最も高級と呼ばれているのがシルク。
シルク特有の艶感や柔らかさが上品で、ドレス本来の美しさを活かしてくれる生地です。
生地が繊細なことから刺繍やレースが少ないシンプルなデザインが多いですが、生地を活かしたボリュームやシルエットが豊富です。
着心地の良さが抜群で肌馴染みも良く、大人な女性に人気の生地です。
タフタ
シルク同様、高級な生地と言われているのがタフタ。
シルクに比べると張りや固さがあります。
ドレープ加工との相性が良く、自然についた傷でさえも風合いとして楽しめる生地です。
こちらも装飾が多いデザインではなく、ドレスの形を活かしたデザインが豊富でかっこいい着こなしがしたい人に人気の生地になります。
サテン
ウエディングドレスの中で最も馴染みのある生地がサテン。
光沢があり、サテン生地の種類によって生地の固さが違ってきます。
レースが付いたクラシカルなウエディングドレスに多いのがこちらのサテン生地です。
しっかりとした生地が多いためAラインやプリンセスラインのようなボリュームのあるドレスに使われています。
チュール
バレリーナのチュチュのようなスカートが特徴的なチュール生地。
何層にも重ねているためボリュームのあるドレスが多いです。
チュール生地のウエディングドレスは可愛らしい印象になるのですが、カラードレスの色味によって同じチュール生地でも雰囲気が全く違っています。
最近人気のくすみカラードレスに多く使われているのがこちらのチュール生地です。
オーガンジー
とろみのある柔らかい生地が特徴的なのがオーガンジー。
シンプルなデザインに多く、プリンセスラインからエンパイヤラインまで幅広いドレスラインに使われています。
柔らかい雰囲気なドレスに使われることが多いため、ナチュラルなドレスが好きな人に人気の生地です。
ガーデンウエディングやリゾートウェディングなどの屋外との相性がいい生地になります。
ジョーゼット
すとんと落ちるような柔らかくも重みのある生地がジョーゼット。
オーガンジーよりもボリュームが少ないため、エンパイヤラインやスレンダーラインに多く使われています。
ジョーゼットはシルク同様肌触りが大変よく、着ていて気持ちのいい生地になります。
とても繊細な生地のため爪が引っかかっただけで傷が付いてしまいため、石畳やヒールなどで傷つけないよう気を付ける必要があります。
以上 6種類がウエディングドレスに使われる主な生地になります。
ドレス選びはデザインで選ぶ人が多いのですが、中には好みの生地感や質感でドレスを選ぶ人もいます。
結局は、好みの生地に合ったデザインというのは似ているものが多いので、その中で選ぶことになるケースが多いです。
「生地感を重視していった結果、好みのデザインが固まっていた」なんてケースはよくあるので、ドレス選びをしていくうちに自分の好みを掴むことが出来るようになりますよ!
自分の性格にあったペースで試着をして衣裳を決めていけばOK
今回は運命のドレスに出会うためのドレスの探し方について紹介してきました。
中々運命のドレスに出会えないという人や、本当に好みのドレスがあるのか不安に感じている人もいることでしょう。
色んな卒花嫁さんの経験を参考にするのもいいのですが、着数や来店回数、ドレスの情報を仕入れるばかり、かえって不安やプレッシャーに感じてしまうこともありますので、自分のペースでドレスを探すようにしましょうね。
早かろうか遅かろうが、自分の納得のいくドレスに出会えればいいのですから試着出来ることをぜひ楽しんでほしいと思います。
色んなドレスを見て、素敵なドレスに出会えるといいですね!
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